ゴースト・イン・ザ・シェル ☆☆☆☆
ゴースト・イン・ザ・シェル観てきました。
ポスターからスカーレット・ヨハンソン、キレイだなーとは思っていましたが、映画を見てまさに少佐の実写だと感動。美しい輪郭、美しい横顔。
義体という人ではない機械の身体を表現するのが上手かった。
少佐役がヨハンソンで良かった。
映画はすごく押井監督のリスペクト愛が感じられて素晴らしかったです。
アニメで表現された世界観がまさにそのまま実写の世界で表現されていてそれだけで見る意味あります。ほぼほぼ印象的なシーンを再現していたんじゃないかな。
一番最初の少佐の義体が造られていくシーンや少佐の部屋、芸者ロボ(これは神山版か?)、水辺での光学迷彩を使用した戦闘にとアニメでした表現を忠実に実写で再現してました。
これまで実写では表現できなかった映像がここまできたかーと謎の感慨が。
そしてこれを当時アニメで描写した押井監督の凄さが。
あと、ラストのエンディングロールであの謡が流れて嬉しかったですね。
川井憲次さんの音楽もリスペクトしてくれた映画スタッフありがとう。
謡の意味合い的には神(人形遣い)が少佐を娶りにくるって歌なので、実写映画の内容とは少しずれてる気もするけども気にしない。あ、一応ネットワークへ誘ってはいるか。人工知能ではなく人だけども。うーん、人ではなくネットの海からの誘いのほうがやっぱり神秘感があるな。
映画の内容はハリウッドテイストで恋人との別れが〜愛が〜家族が〜的な部分も微妙にあったはあったんですが、きっとそういうノリを入れないと制作が通らなかったんでしょう、と考えます。
ただただ素晴らしい押井監督版攻殻機動隊の実写再現でした。
このクオリティは見るべきです。
あと、ガブリエル可愛い。
あと、最後の美味しいところは持っていくサイトー。
そして今、感想を書いていて久しぶりに攻殻機動隊を見直したくなりました。
押井監督版はもちろん神山監督版も。
神山版タチコマに会いたい〜!!!
プロダクションIGのショップにタチコマが店員になってるらしいので会いに行きたいぞ〜!