ねこのひとみ

本や映画の内容を忘れないようにする

猫の瞳

スーパームーンの次の日

帰りしな自転車に乗りながら空を見上げたら月が雲に隠れていて、あー見れないの残念だなあ、昨日も確か雨で見れなかったんだよねーと思っていたけども、あれ?昨日の帰りしなの記憶がないぞ、と一瞬焦る。

無意識に行動している時は記憶に残らない。慣れた道だと無意識で身体を動かしているから脳が働いてない状態。

大人になると無意識の状態が多くなるだよな。子供の頃は何もかもが新鮮で常に頭が回ってるから意識があるけど、大人になると情報の処理をしなくても良いというか、見知ったものや情報は無意識で処理をしているから時間が端折られる。

ーーー以下、略。

みたいな感じで圧縮される。

だから月日が経つのが早いんだろうな。

意識を圧縮していることは時間をも圧縮していることかも。

 

そういえば、AIで会話や文脈は読み取るために膨大な料のデータベースにアクセスをして判断をするアルゴリズム「数を打てばあたる」って考え方、あれだと頭打ちになるってどこかの小説であったけども、あれも突き詰めたら人の知性と同じようになるんじゃないかな。

子供も最初は全く空っぽの状態から色々な経験を積みててていって文脈を判断していくんだから、AIだって経験を積みててていけば同じになれるんじゃ。ただ、その容量が少ないのと検索スピードが脳のシナプス信号より遅いからタイムラグが発生しているだけであって。だから、そこを乗り越えればスムーズに人と会話が出来るのでは。その処理には量子コンピューターを生み出すことが必要なのでは。

そうして、人以上になった量子コンピューターのAIは経験が膨大になって最終的には全ては無意識の状態つまり自明へとなるのでは。そんな世界になったらどうなるんだろう。

AIが自明で行動をする世界。ア・プリオリな世界。

Self-difference Engineみたいな世界になるのかな。

 

早くLAFIの開発を望む。そして風間が誕生して欲しい。自然発生した情報知性体わくわく。

※LAFIは"9S"というライトノベルに出てくる量子コンピューターです。

 

 

 

以上、スーパームーンの次の日に書いた雑多なメモ。たまたま見つけて何考えてんだコイツ的な感じで面白かったのでアップ。